令和5年12月12日、岩国市の第6回定例会が開催された。本日の議事では、条例の改正や補正予算が議題に上がっており、市政に関わる重要な内容が討議された。
最初に、一般質問が行われた。この中で、重岡 邦昭議員は、上関町における中間貯蔵施設建設立地可能性調査について質問した。議員は、核燃料サイクル政策に対する疑念を表明し、岩国市としての立ち位置を明確にする必要性を訴えた。市長の福田 良彦氏は、核燃料サイクルが行き詰まりを見せる現状を強調し、他市との情報共有を進める重要性を指摘した。
また、経済振興策に関する質疑もあった。重岡議員は、岩国商工会議所から提出された令和6年度の要望事項に関し、市内経済を支えるための施策について提案した。福田市長は、プレミアム商品券の発行やリフォーム事業の実施など、消費喚起施策の必要性を強調した。特に、プレミアム商品券については、地域経済の活性化に寄与するとし、令和6年度の予算での実施を目指す考えを示した。
議案としては、岩国市静風園設置条例の廃止と、その撤回に関する議論が交わされた。この提案は、議会の質問を受けて関係者への説明が必要との判断から撤回された。
次に、令和5年度一般会計補正予算が提案された。この補正は、物価高への対応として低所得世帯への給付金やプレミアム商品券の発行に必要な経費が盛り込まれている。特に、補正後の予算規模は810億円に達し、前年比で10.6%の増加を見込む。
最後に、国民健康保険条例及び手数料条例に関する改正案も示され、法律改正に伴う手続き変更が議題となった。これにより、証明書の交付方法に関する新たな展望が開かれ、地域での利便性向上が期待されている。
議論の結果、いずれの議案も委員会に付託することが決定され、今後の施策展開が注目される。